1着同着で大盛り上がりになった中央競馬の名場面

競馬

基本的に中央競馬では1着を同着にするということはあまりありません。正確に言えば、未勝利戦や500万条件のいわゆる下級条件ではたびたび見られるものの、賞金の高い重賞、特にG1、クラシック競走などではまずこうしたことは起こらず、1センチ差、2センチ差という部分まで細かく調べて決着をつけます。

だからこそ、同着になった時は会場が盛り上がり、勝った騎手同士がお互いに抱き合って喜ぶなど、名場面になりやすいのも特徴です。

2010年、クラシック競走で1着同着という事例が起こりました。これは中央競馬において史上初の出来事であり、発表された瞬間はお客さんだけでなく、中央競馬の関係者ですら盛り上がりを見せるほどでした。この時、辛くも勝利を収めた馬はのちに牝馬三冠を達成するなど、もしかすれば大偉業が達成できなかったかもしれないという薄氷の勝利となりました。これ以降、こうした事例はほとんど起こらず、どうせなら1着にしてあげればいいのにという声が観客からも上がります。

競馬は優勝劣敗のスポーツであり、よりよい血を残すためにも勝ち負けをはっきりさせることは大切です。だからこそ、こうしたことが起きれば多くの人が幸せに感じることとなります。

 
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